TOP > 特別栽培米の眞木優 サービスメニュー > №「1/6」…もみがら
500円
(内容量…約3kg/袋、税込)
「もみ殻」は、お米の収穫以降、一度も雨に打たせておりません。
枕、お手玉や家庭菜園等に、お喜びのお言葉を頂いております。
『お勉強・モミガラ』…出典:果汁栽培ナビさまのホームページ
・籾殻の特徴
珪酸(ケイサン)を多く含有する。撥水性に優れる。軽量で扱いやすい。微生物による分解がされ難い。燃やした場合には効果が大きく変わります。
燃やした灰に草木灰の中でも酸化カルシウム分が比較的少ないカリウム肥料とします。
・籾殻の活用方法
土壌改良剤として土壌にすきこむと・・・
①水捌けが良くなる。
②土壌が柔らかくなる。
地表面に堆積させると・・・
①日差しを遮り、防草(草が生えにくい)効果がある。
②地表面からの水分蒸発を抑制し、保湿効果がある。
③ハウス等では保温効果を期待できる。
果樹園・農園の水捌け対策に・・・
水捌け用の暗渠を作成する際、内部(空洞にする部分)に埋め込むのに利用できる。
【店頭販売…期間限定】
えこびと様(ecobito様、佐賀県神埼市)
【お勉強①・籾殻を使った土壌改良…見直される自給肥料】
出典:セイコーエコロジア様のホームページから抜粋
籾殻とは
お米は地中にあるケイ酸を吸収することで種を保護するために受粉後すぐに強度がある皮を作ります。
ケイ酸の化合物は身近なところでは石英として存在し、ガラスの原料として使われています。
籾殻は窒素・リン酸・カリの含有量は少なく、微生物に分解されにくいという特徴を持ちます。
土壌改良資材としての籾殻
①十分乾燥させた籾殻は腐りにくく長い期間保存が可能
②肥料成分の窒素・リン酸・カリの含有量が少なくケイ酸が豊富、堆肥・腐葉土との親和性が高い
③土中で分解されにくく形状が崩れにくい、通気性確保
④地表に引きつめると水跳ねを防ぎ、草止めになる
⑤炭にすることで、酸性土壌の中和剤になる
⑥炭にすることで、保水力向上と土壌細菌・土壌微生物の住処になる
⑦炭にすることで、独特なにおいがするものと混ぜ合わせと、脱臭効果を発揮
⑧炭を引きつめることにより、冬場の地温上昇が期待できる
籾殻は、素材としてみたときにほぼ同じ大きさで、米を籾摺りするときの副産物としてできます。
十分乾燥されていれば、袋等に詰めて長期保存にも耐えます。
ほかの野菜等の残滓にはない特徴があり使いやすい土づくりのための土壌改良剤です。
大雑把に「*一俵(60kg)の玄米ができるとき籾殻は約6.7Kg」、農林水産省が毎年発表している平均反収はおよそ560㎏前後(9~10俵)ですから籾殻は約63Kgできそうです。
*御参考(眞木の事例)
①30kg/袋の「こめ袋」に、モミガラを入れてみた所、約8kgの重さになりました。
②前述*から、換算すると「モミガラ8kg:X=モミガラ6.7kg:60kg/玄米」
☞6.7X=480 ☞X≒72kg
③72kgの玄米が出来る時、約8kgの籾殻が発生する計算になりました。
【お勉強②…水田裏作麦における生モミガラ施用技術】
出典:佐賀県農業試験研究センター様
要約
共同乾燥施設で発生する生モミガラを迅速かつ大量に利活用するには、水田裏作麦の作付け前の施用が適し、施用量の上限は*10a当たり1t程度で、窒素飢餓対策は不要である。
また、モミガラの施用で土壌中の炭素や加里が増加し、土壌が膨軟になる。
成果の内容・特徴
生モミガラは水田裏作麦において、作付け前に10a当たり2t施用しても収量に及ぼす影響はない。なお、麦作後の水稲の収量は、指数で生モミガラ無施用100に対し生モミガラ施用では97~104となり、生モミガラの影響はなかった。
生モミガラを1t/10a施用した場合、土壌中の全炭素は約10%、交換性加里は30%増加し、また、三相分布の気相率は8%から15%に増加し、土壌の理化学性が向上する。
生モミガラの分解に伴いモミガラ中の炭素は減少し、窒素は土壌や肥料からの取り込みで増加するが、これにより麦の生育・収量には影響がなく、窒素飢餓対策は不要である。
以上の結果から、麦作付け前に10a当たり2tまでの施用ならば収量に及ぼす影響は少ないと考えられるが、2t施用すると乾燥年には発芽苗立ちが遅れ、初期生育の低下が懸念されるので、施用量の上限は1t程度とする。
*御参考(眞木の事例)
平成27年、2,500kg/反のモミガラを稲作前に投入☞米の収量に及ぼす影響は無かった。