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1/25(水/晴)【今年の抱負】|特別栽培米の眞木優|note
1 先日、還暦を迎えた。
2 父の手伝いで、会社生活迄は、部分的な『農作業のお手伝い』
であったが、会社を依願退職し、49才(H24年・2012年~)で
『専業農家』となり、12年目となった。
3 私の農業形態は『家族経営』だ。
① 平成12年から(23年間)…化学農薬・化学肥料を使わず、特別栽培米
づくりを継続しており、当該圃場には『絶滅危惧種:ゲンゴロウや、
準絶滅危惧種:カブトエビ』ほか、たくさんの生物が生息するに
至っている。
② 前述①の特別栽培は、相応する設備とマンパワー(含む、とう精、
販売)等も要する。
特別栽培米の比率を増やしても、収穫した農産物を全量、個人で販売
する事が、問題の一つだ。…しかも、毎年、地域計画の転作(大豆)
を背景に、特別栽培米の生産量(商品)は、安定せず、顧客離れの
原因ともなってしまう。
また、『*ほぼ一人農業』で行う事もあり、全圃場(41,331)㎡の栽培
方法は、『特別栽培と慣行栽培』で行っている。
【備考】
*ほぼ一人農業…家族は、各々の仕事(会社勤め)をしている。
4 本投稿添付ブログは、昨年(取組始動からの)具体的(新規)
取組内容だ。
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5 更に、今年の全稲作圃場(3.8ha)は『化学肥料使用ゼロ』に初挑戦
する。
6 【経営環境】は、
① 肥料高騰。
② カントリーエレベーター統合稼働(~今期麦から、老朽ライス
センターからカントリーエレベーターに移行)による、
固定経費と利用費2倍。JAさん増資発生4,500円/反・年×5年…
それだけでも『5か月分』の生活費に相応する減収だ。
サラリーマン時代に助かった『ボーナス』も、農業には無い。
…つまり、その『5か月分』を支える給料が無くなる訳だ。
③ 更には、肥料や諸材料の全面値上がり。
☞ 正に、厳しさMAXだ。
7 年金収入は、早くとも、65才からである。
今年は、生き残りの年だと受け止めている。
シッカリ頑張っていきたい。
眞木優