TOP > 特別栽培米の眞木優 日記 > 10/12(火)【燻炭籾殻散布】
①昨日に続き、標記作業実施
②窪み箇所に加え、ケイ酸補給も兼ね、広範囲に散布
③天気予報が外れ、本日も晴天(31℃~23℃・12日連続の晴れ)
④スコップでの手作業…作業着を、3回着替えました。
⑤降雨少なく、大豆圃場の一部(砂壌土箇所)は、大豆枯れました。
【お勉強・燻炭籾殻】…川合肥料株式会社様のホームページ抜粋
もみがらを炭化したもので、もみがらの中に含まれているガス成分が燃えた後の多量の細かい孔(空気孔)を持っておりタール等の油分を含まない安全炭化物です。けい酸(SiO2)が50%近く含まれ、しかも微量要素を含んでいます。
pHは8〜10でアルカリ性ですので酸性土壌のpH矯正に適しています。また、pHがアルカリ性なのは、くん炭の中に含まれる灰分の影響ですが、加水や水洗いしますと微酸性となりますが、この灰分は稲が地中より吸い上げたミネラルで植物の成長・結実等の際、必要とする貴重な成分です。
■特徴と効果
●植物が必要とする四大要素(太陽・空気・水・土壌)を兼ね備えています。色黒く太陽熱の吸収がよく保温性に優れています。多孔質で無数の細かい孔(20~80u)が空いておりしかも縦・横に通しています。孔の表面積を計算しますとくん炭は、1g当たり330㎡にもなります。(木炭の場合は1g当たり313㎡です。)
●保水性、透水性が高いです。保水力は重量比では680%と非常に高いですが、透水性もよいです。(飽和水分になれば、それ以上の不要水分は殆ど排水します。)
●けい酸含有量が多く(約50%の含有量)、比重が軽いです。土壌はけい酸が主体ですので、もみがらくん炭自体が比重が0.1(土の約10分の1の軽さ)の良質土壌といえます。
施肥量
施肥基準量(10a当り)
一般作物
30〜50袋
育苗
5〜10%適宜使用します
●内容量100リットルは、肥料袋約4袋分・ドラム缶半分(約6斗分)に相当します。
●この土壌改良資材は、地表面に露出すると風雨などにより流出することがあり、また土壌中に層を形成すると効果が認められないことがありますので、十分に土と混和してください。
※商品の性質上、粉状になり減容している場合もあります。
■使用原料
もみがら
■分析例
けい酸 51.55%
石灰 0.14%
K(加里) 1.34%
炭素 30.82%
マンガン 0.10%
苦土 1.20%
酸化鉄 1.95%
銅 2.61ppm
p H 10.5