TOP > 特別栽培米の眞木優 日記 > 9/1【*備えあれば患いなし】
消防団(水防団)の日曜日定期点検で、救命ボートの「点検・清掃」を行いました。
オール等の部品は、袋に入れ、ボート本体に結び付けました。
*お勉強
〔居安思危〕…中国故事:左丘明…生没年不詳 紀元前480年頃 / 中国故事の春秋左氏伝の著者
安きにありて危うきを思う(居安思危)
思えばすなわち備えあり(思則有備)
備えあれば憂いなし(有備無患)
春秋時代、晋・宋・斉など十二国の連合軍が、鄭へ攻め入ろうとした。
鄭は急ぎ十二国で最大国の晋へ和睦を願い出た。
晋はこれを受け入れ、他の国も進軍を取りやめた。
鄭は晋へお礼として大量の貢物を贈り、大いに喜んだ晋王は、財物を家臣と山分けしようとした。
しかし家臣・魏縫はそれを固辞し、国王へ『晋国が今たいへん順調な時だからこそ、常に将来の危険を思い起こすべきだ。
警戒心があってこそ準備することができ、有事に備えて危機を避けることが出来る。』と直訴した。
平時における備えの重要性を説いた『安きにありて危うきを思う(居安思危=きょあんしき)』は、防災や危機管理の心構えを表現した成語である。