TOP > 特別栽培米の眞木優 日記 > 9/1【一日中の雨…麦づくり計画を策定】
当地の麦播種目安時期は、
小麦(11/15~11/30)、大麦(11/25~12/10)です。
今日は、作付計画や「種子、土壌改良剤(石灰等)、肥料」の計算(集約)を(エクセル自動計算等も活用し)行いました。
なお、本一覧表は、肥料注文はもとより、実際の施肥作業(圃場へのトラック搬送等…例:今から作業する圃場に何の肥料を何袋…)でも活用出来ます。
計画策定のポイントは、次の3点です。
①大豆収穫後の圃場は、大麦が適している。…大豆は、水稲収穫後の「11月中、下旬」であり、小麦だと適期播種(11/15~11/30)において難が生じる。
また、大豆跡の圃場は(根粒菌の効果で土が肥えるので)大麦だと追肥を必要とせず収穫出来る為、肥料代を軽減できる。(小麦は、水稲跡からすれば、施肥量を4割程度減らしての追肥が必要である。)
②大麦は、水捌けの悪い場所では、(小麦に比べ)うまく育たない。⇒水捌けに難がある圃場では、(大麦より)小麦が有利である。
③次年の作付けが、大豆の場合は、(前作が)小麦の方が作業行程上、有利である。…当地の大麦刈取りが「5月中旬」で、小麦刈取りは「6月初旬」である。
一方、田植時期は「6/20位」で、大豆の播種適期は「7/10~20」である。
⇒仮に、小麦後の水稲づくりとなれば、圃場準備(耕耘・施肥等)に10日程しか期間が取れず、梅雨時期の為、降雨続き等(地面が濡れていると耕耘不可)により、その期間も更に限られてしまう。